2回阪神競馬6日 2007年4月8日(日)
第67回
桜花賞(
G1)
芝1600m 3歳 オープン
牝 定
競馬レース結果1着 18番
ダイワスカーレット 牝3
安藤勝己・3番人気
・勝ちタイム:
1分33秒7(
レコード1分33秒5)
2着 ウオッカ(
1番人気)
3着
カタマチボタン(7番人気)
3連単 18-14-3 12680円
ダイワスカーレット◎父:
アグネスタキオン、母:
スカーレットブーケ◎通算5戦3勝
◎生産:北海道千歳市社台ファーム
◎厩舎:
松田国英・桜花賞初勝利
◎馬主:大城敬三
◎獲得賞金:1億7272万3000円
◎次走は
オークス(5月20日東京競馬)で2冠制覇を狙う。
「長い脚を使えるので、距離は延びてもマイナスではないと思う。
あとはもう少し息を抜いてほしいね」(
安藤勝己騎手)
◎母、姉も勝てなかった
桜花賞制覇「
安藤勝己(47)」
◎2006年
キストゥヘヴンで桜花賞制覇
◎史上
4人目の
桜花賞連覇◎桜花賞でJRA通算
700勝達成
39人目・「全然知らなかった。でも、このレースで達成できたのはうれしい」
◎
フェブラリーステークス(
G1)
サンライズバッカスに続き、
2007年2度目の
G1制覇◎珍しいガッツポーズについて
「珍しい?そうだね。
ウオッカも強かったから。
負けても仕方がないと思っていた」
(
安藤勝騎手)
◎今週の
皐月賞は
フサイチホウオーで挑む
安藤勝己騎手、
松田国英厩舎での桜花賞と同じコンビでクラシック連勝を狙う
4戦全勝負け無しの
フサイチホウオーでは連覇の可能性はかなり高い

「
レース展開」
ダイワスカーレットは好位の外めで行きたがる面をのぞかせる
3角・ペースが上がると落ち着きを取り戻す
4角・3番手から直線で早めに先頭
直線半ばでGOサインが出ると先頭に
ウオッカが左後方より追撃するが、
ダイワスカーレットに接触してからは差は縮まらない
ラスト
3F33秒6の上がりは
ウオッカも同タイム

「
メモ」
◎JRA中央競馬第1弾牝馬クラシック「
桜花賞」
◎
阪神競馬が新コースとなって初めての「
桜花賞」
◎トライアルの
チューリップ賞では
後ろから来た
ウオッカを待つ形で追い出して
クビ差の負け瞬発力勝負では分が悪いとインタビューでも話していた
ダイワスカーレットが早めに先頭に立ったのは、
ウオッカに早めに追わせ脚を使わせるという
安藤勝己騎手の作戦
「前走より早めに動いていった。
最後まで止まらない感じだったからね。
何回か顔(ウオッカ)が見えて。
最後も安心しようと思ったら、後ろから伸びていたね」
先行力、
長く使える脚、
33秒台の末脚など最大限生かしたレース結果
◎異父兄
ダイワメジャーは
2004年の
皐月賞馬。
2006年の
天皇賞(秋)、
マイルCSでは、
安藤勝己騎手の手綱で兄
ダイワメジャーを勝利に導いている。
兄妹クラシック制覇に
「そういうのはうれしいね。
レースぶりは似ているけどタイプは違う。
メジャーは重量感があって、
スカーレットはしなやか」
(
安藤勝己騎手)
「さすがは
メジャーの妹というところを見せられた。
まだ幼さが残るが、これからは都会のお嬢さんに変身していくところをお見せしたい」
(
松田国英調教師)